あなたは、死ぬかと思ったことありますか?
イワナ釣りに行っていた2018年8月26日13時10分ころ、ビルの3階くらいの高さから落下して、流血&骨折した男、どーもサカライダー(@sakarider5000)だ。
イワナ釣りを満喫したあと、高低差のある滝の横の岩壁をおりている最中に、
岩壁が崖崩れみたいになって自分が岩の下敷きになりそうだったから、
ビルの3階くらいの高さから滝つぼにダイブしたよ(汗)
- 岩の下敷きになりながら、ビルの3階くらいの高さから落下する
- 岩を避けて、ビルの3階くらいの高さから滝つぼ目がけてダイブする
ぺしゃんこはヤダもん
って事で、その時の状況を交えながら、源流イワナ釣りから帰ってくるために絶対必要な装備を解説していくよ!
ざくっと読むための目次
【絶対必要】源流イワナ釣りで安全に釣りをするためにな装備はコレ!!

美しい自然に囲まれて、楽しいイワナ釣りだけど、油断するとデンジャーなのが源流イワナ釣り。
タックル(釣り具)の紹介はいったん置いといて、源流イワナ釣りに行って無事に帰るための装備はズバリこれだよ!
- 整備の行き届いたモンキー
- ウェーダー
- ナイフ
- 熊対策
- 時計
- グローブ
- 水(飲み物)、食べ物
- 長袖シャツ、帽子(またはヘルメット)
- 無茶をしすぎない勇気
【もはや相棒】源流イワナ釣りに絶対必要な装備はモンキー

源流イワナ釣りをする時、車がフィールドの真横まで入っていけることは少ない。
整備されたモンキーが、車置き場から釣りのポイントまで僕らを安全に運んでくれるよ!信頼できるのはやっぱりホンダのミニバイクだぞ!
モンキーなら1台の車に何台も積めるので、仲間とワイワイ釣行できるのも楽しいポイントだよ!
前日は2人と3人の2チーム。 この日は2人と2人と1人(僕)の3チームに別れてイワナ釣りをしてたぞ。


僕は1人の時に、ガケ崩れ滝つぼダイブしたので、みんなと3キロ離れた場所にいたけど、左足を骨折してても、凸凹のオフロードを3キロ骨折したままバイクで走って仲間との約束の場所に合流できたぞ。これは整備して絶好調なモンキーのおかげだよ。
源流イワナ釣りの沢登りはウェーダー装備無しでは語れない
釣り人にとっては定番装備のウェーダー。ツルツルの岩の上もフェルトソールのウェーダーなら安全に歩くことができるよ。


河川の下流と違って、源流では基本的に川岸は森か岩なので、入水して川渡りする機会だらけだ。

時には岩盤も歩くし、

滝も登るし、ウェーダー装備無しで源流イワナ釣りはありえないぞ。

イワナをさばくだけじゃ無い!!ナイフはイワナ釣り必須の装備

今回のイワナ釣りに装備して行ったナイフは1999年頃にバイク友達が「サカちゃんが要らなくなるまで貸してあげるよ」って事で、お借り中の借り物ナイフだけど、クソ役に立ちまくりだったよ!
調理器具としてのナイフを装備する
今回は1泊2日の源流イワナ釣りキャンプだったんだけど、ナイフは必須の装備だと痛感したよ!

源流イワナ釣りキャンプするなら、BBQや調理はやるよね!ナイフは当然必須の装備だ。
釣り具としてのナイフを装備する
時にはラインを切ったり魚を捌いたり、イワナ釣りにナイフは絶対持ちたい装備だ。

せっかく釣ったイワナは最高の状態で持ち帰って、美味しくいただくのが大切。生きたイワナを現地で捌いて氷でしめて持ち帰るとめっちゃ新鮮だぞ〜!
ナイフが無ければ、内臓を出せないのでせっかくの美味しいイワナが台無しだぞ!

釣り人だけが味わえる、最高にうまい魚、これこそ釣り人にしか出来ない珠玉の贅沢だと思う!
生きて帰るためにナイフを装備する
時には、生きて下山する為にナイフが必要な事もあるよ。
今回、ガケ崩れ滝つぼダイブで着水時に岩盤に体をぶつけたので、左足が動かないし、ウエイダーにはでっかい穴があいて浸水して超重い。
穴のあいたウェーダーは危険だし、怪我の具合を確認したいし、怪我の応急処置の時に邪魔になりそうなので、痛み出す前にすぐにウェーダーを脱いだぞ!

インナーにしてたお気に入りのクライミングパンツに穴が空いちゃった事はさておき、ウェーダーに入った水のせいで、滝つぼから脱出する時も重い重い。
穴が空いて使い物にならないけど、ウェーダー以外に靴が無い。

源流釣りの師匠に言われたことを思い出して、とにかく生きて帰ることを優先したら、ナイフでウェーダーを切って靴を作ることが、今やるべきことだということがすぐに判断できたぞ!
もしナイフが無かったら、靴を用意する為にかなりのタイムロスをしていたと思うので、ナイフが源流イワナ釣りにいかに必要な装備か証明されたぞ。
今回、ナイフで切り取ったウェーダーを、首に巻いて持ち帰ってこれたので、一切山を汚さずに帰ってこれた。
岩場を這いつくばってたら、赤の他人のロッククライマーのおじさんに運良く出会って、荷物運ぶのを手伝ってもらったのもラッキーだったわ!
ロッククライマーのおじさんの立場になってみると、誰もいないはずの山奥で大自然に癒されようと思ったら、
頭から血を流して、首にウェーダー巻いた陸軍兵士みたいな男が岩場を全身ずぶ濡れで這いつくばってるんだもんなぁ〜 こえーよな〜
より確実に帰路につくために、安全確保のための選択肢として、荷物を軽くする事も頭をよぎったけど、可能な限り自然のまま、フィールドをを汚さないのが釣り人のマナー。
自然界に存在しないものは何一つ、残さずにフィールドを立ち去るのは当たり前にやりたい事。リスクと天秤にかけながら、キッチリマナーを守れたことはすごく嬉しかったぞ。釣ったイワナもキッチリ持ち帰れたしな!
ある日森の中で熊に出会わない為の装備

源流イワナ釣りでは、熊との遭遇にも注意する必要があるよ。
熊よけ鈴は必ず身に付けよう
熊よけ対策の基本中の基本、やっぱり熊に出会わないことが一番、熊よけ鈴は必ず身に付けて、音で自分の存在をアピールしようぜ!
熊に出合ってしまった時に備えての装備
僕は運が良いので熊に遭遇した事は無いけど、万が一に備えて今後購入したいと思っている装備が2個あるよ。
熊撃退スプレー
できれば出会わない事が一番だけど、万が一熊とやりあうことになったら、熊撃退スプレーは使えそうな気がしてるよ。
サバイバルナイフ
か弱いナイフで熊に勝てるとは思っていないけど、いざとなったらの戦うためのナイフはずっと欲しくて狙ってるナイフがあるので、見つけたら買います。

この動画みたいに、ハリセンで熊を倒そうとか、背中を向けて逃げるとか、多分絶対真似しちゃダメだぞ。(14:05くらいから熊出没)
時計を装備しよう
普通の魚釣りなら、日が暮れても釣りし続けるのは釣り好きならよくある話。
ただし、人里遠く離れた源流に入る場合は、明るいうちに確実に帰って来る事も考えると、お昼過ぎたら、そろそろ帰る準備が必要だ。
今回のように携帯電話の電波が届かない場所で、仲間と別行動がある場合は万が一に備えて、集合時間をキッチリ守る事が大切だ。

今回は、林道の分岐点に14:00に集合という約束だったので、12:00までは上流めがけ釣り進み、時間になったら釣りをやめて、ランチを食べて、イワナを捌いて、歩きやすく荷物をまとめて、登ってきた沢を戻るという流れだった。
万が一僕が、ガケ崩れ滝つぼダイブで完全に歩けなくなっていたとしても、仲間に助けてもらえば、なんとか明るいうちに下山できるくらいのスケジュール感だ。
今回は時計は防水のスマホのみだったが、バッテリー残量に注意が必要だよ。
モバイルバッテリーは持ち歩いていたが、滝つぼダイブで水没して故障したので、防水対策は必要だよ!
バイク乗りと釣り人にとってグローブは装備というより皮膚の一部だと思う
源流イワナ釣りでグローブが大切な装備である理由はこんな感じっ。
- バイクで転倒時の怪我から守る
- 沢登りの岩盤や樹木を掴む時に怪我から守る
- イワナを捌くときの滑り止め
- 準備や片付け
- BBQの時の炭を触る時
睡眠中と食事中、釣りの仕掛けを作ってる時以外はほぼずっと装着してるので、源流イワナ釣りに行っている間は皮膚の一部みたいなもんだわ。僕はこういう作業用の手袋使ってるぞ。(この日はグローブを忘れたので、友達に軍手を借りました)
水と食べ物は大切な装備であり、癒しでもある
源流イワナ釣りは、標高的に比較的涼しい場所がフィールドになってくるが、沢を登るし多少の汗もかく、水分補給はとっても大切だぞ。それに腹が減っていては、判断力も鈍るしな。食料と水分は大切な装備だ。
それに緊張感のある難所の岩場を集中して釣り進んで行くと、時には休憩も必要だ。
ほとんど人間が入ってこない、太古の昔から続いている原風景の中で食べる、飲み物や食べ物はめちゃくちゃ癒されるぞ〜。

コンビニのおにぎりでも、こんなに美味しく感じるんだから、調理なんてしたらすげーテンション上がるのは間違い無いもんな〜!
【流血注意】体を守るために装備を身につけろ
山に入るときは夏でも長袖で行くことが大切だよ、肌が露出していると草や岩で怪我をすることもあるし、虫対策にもなる。
今回ばかりは、長袖着てても、戦傷を負った軍人みたいに出血しちゃったぞ。
今回の場合は、
怪我をしたのが13時10分
3キロモンキーに乗ってみんなと合流できたのが14時20分
さらに7キロオフロードを走って、車にたどり着いたのが15時00分頃
救急車が、到着したのが15時50分頃
病院に到着したのが16時50分頃
怪我から、病院での治療開始まで約4時間くらいかかった計算だ。
今回は、友達のサポートのおかげで山の奥地で怪我した割にはスムーズに病院に行けたけど、出血が酷い怪我をしないためにも肌の露出は極力避けるべきだと思ったぞ。
今回はメッシュキャップをかぶってたけど、ヘルメットを着用するのもありだと思った。
無茶をしすぎない勇気を装備する

これがガケ崩れ滝つぼダイブした滝。
登るときは、滝の上のイワナ釣りパラダイスのことしか考えてないからオラオラ進む。登って釣りすることしか頭になかったぞ。
たくさんイワナを釣って大満足の帰り道、ダイブした滝つぼの上でこんな動画を撮影してたってことは自分がビビってた証拠だ。
注意が必要なのは、岩盤を下から見る感覚と岩盤を上から見る感覚が異なる事だ。
下から見て「ここ崩れそうだから気をつけなきゃ」と思っていた部分が上から見ると全然どこだったか分からなかった。
そんな状況で、多分大丈夫でしょ!くらいの感じで危険な岩を触ってしまった。
軽い気持ちでちょっとだけ賭けに出た感じ。
無茶して突き進むことが勇気とは限らない、無茶をしない勇気ってのもあるよね〜!
命賭けなぞ、2流の所業。
賭けてはいけないし止まってもいけない。
たんたんと前進するべし。— カブゲロライダー (@sakarider5000) 2018年8月28日
源流イワナ釣りで生きて帰るために絶対必要な装備まとめ
ガケ崩れ滝つぼダイブして、足を骨折した僕が感じた、イワナ釣りから安全に帰るために必要な装備をまとめると、、、
- 整備の行き届いたモンキー
- ウェーダー
- ナイフ
- 熊対策
- 時計
- グローブ
- 水(飲み物)、食べ物
- 長袖シャツ、帽子(またはヘルメット)
- 無茶をしすぎない勇気
次に行ったときは、安全に登れるように、ロープも持って行こうかなー!!!